中古マンションの売却で失敗しないためには？！

いざ、マンションを売却したい！と思っても、右も左もわからず困っているなんてことはありませんか？

マンション売却を失敗しないためには、どんなことが重要なのかをこのブログではお話しいたします！！！

まずマンションを売却したいと考えた時には、一度ご自身が住まれているマンションの別の部屋が出ていないか、もしくは近くのマンションの相場を数カ所みて、どのくらいの金額で売りに出されているのかを確認してください。

 

お部屋の広さや立地によっても金額は変わってきますが、ある程度の相場観がつきますので売却時の計画が立てやすくなりローンが残っている場合は返済の計画にも役立ちます。

 

ある程度の相場がわかったら・・・

次は、不動産会社に査定を依頼してみましょう。

 

不動産の売却査定の依頼方法は2種類あります。

一括査定サイトに依頼する方法と、不動産会社に直接依頼する方法があります。

 

●一括査定サイトって？

複数の不動産会社が登録をしていますので、数社に売却査定を依頼したい方におすすめです。

いっぽう地域によっては電話がたくさんきますので、あまり多く会社から電話が来るのがやだな〜という方は直接のお問合せがいいでしょう。

 

■不動産会社に直接依頼

近くの不動産会社や、信頼できる不動産会社に電話やメール等で直接依頼をします。

地元や近隣の売買物件を多く取り扱っている不動産会社だと取引事例も多く相場観をよく知っているので、依頼する場合はしっかりとどんな特色を持った不動産会社か見定めておきましょう。

次に売り出しの価格を決めるのに参考になるのが査定額です。

しかし相場よりも高く売出し価格を決めてしまうと長期間に渡って売れ残ってしまい、思っていた期間内に売れないということにもなりかねません。

 

広告を出して掲載する場合は新しい物件は見られやすい傾向がありますので、最初の売り出し価格はとても重要です。

また長期間お問合せの反応がない場合は、不動産会社とも相談し値下げをしていくことも視野に入れてみましょう。

なるべく高く売りたい気持ちも痛いほどわかりますが、あまりにも現実とかけ離れているとなかなか売れずに苦戦することもありますので、そこは注意が必要となります。

住んだまま売却になる場合、査定時や物件に興味を持ってきてくれる方が内覧にいらっしゃる際は掃除は必須です！

あまりにも散らかっていると査定額が低くなってしまったり、内覧にきてくれる方に悪い印象がついてしまいます・・・。

 

その際、壊れている箇所などはリフォームをした方がいいのか・・・？

と思われる方もいらっしゃいますが、リフォームはするとなると結構な額になるため費用や時間をかけた以上に高値がつく・・・という場合はいいかもしれませんが、それ以上に値がつかないこともありますので不動産会社と相談して慎重に決めましょう。

一般的に売却をする際は、以下の金額がかかります。

 

売却時の費用	金額
仲介手数料	売却金額×3%+6万円（+税）
印紙税	5,000円〜3万円（取引の多い 価格帯のみ表示、以下の表を 参考にしてください）
抵当権抹消費用	3万円程度
ローン一括返済時の手数料	5,000円〜5万円程度

 

印紙税の金額は、下記の表を参考にしてください。

＜参照先：国税庁＞

例えば・・・ローン完済済みの3,000万円のマンションを売却したとした場合、

仲介手数料は、　3,000万円×3%+6万円（+税）=1,056,000円

印紙税は、10,000円

抵当権の抹消費用は、おおよそ30,000円

全ての金額を合わせるとかかってくる額は、およそ1,096,000円という計算ができます。

 

かなり細かいところにはなりますが、お引越しの費用や家にあるものを捨てたりする場合は処分費用なども加味しておくといいかと思います。

 

■売却した際に利益が出た時には税金がかかります。

上記以外にも売却した際に利益が出た場合は、税金がかかります。

ただしマイホームを売った場合には、譲渡所得から最高で3,000万円の控除を受けられる「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」というものがあります。

 

この特例を受けるための要件は、下記の国税庁URLより参照いただけます。

＜＜マイホームを売ったときの特例＞＞

 

 

こちらの要件を満たした場合でも確定申告をしなければ特例を受けることができなくなってしまうので、利益が出た場合は確定申告を忘れずに・・・！！！